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オール電化で優遇される住宅ローン

オール電化物件は住宅ローンが優遇されますが、金融機関によって優遇幅に違いがあります。新築で住宅ローンを利用した場合、返済期間は少なくとも20年前後という長期間になりますので、より優遇幅の大きなローン商品を利用したいところです。また基準金利が高いと優遇幅が大きくても適用される金利にそれほど旨味が出ませんのでそのあたりも注意して見ておく必要があります。

オール電化で優遇される住宅ローンの返済方法には、全期固定金利、変動金利型、短期固定金利型変動などがありますが、よく利用されるのは、フラット35に準じる長期固定金利(全期固定金利型)か、短期固定金利型変動タイプです。長期固定金利型は返済期間を通じて同じ優遇幅が最後まで適用されます。

いっぽう短期固定金利型変動タイプでは、当初の固定期間(短期)の優遇幅が1.2%(通常、長期固定金利型より優遇幅が大きくなる)だとすると、固定期間終了後の優遇幅は0.7%というように優遇幅が狭まります。そのため繰り上げ返済の予定がなく、30年以上の返済期間を設定している場合は、長期固定金利型のほうが優遇幅のメリットが大きくなります。

短期固定金利型変動タイプは、返済開始当初の支払い負担が軽減されますが、固定期間終了後は適用金利が長期固定金利型に匹敵しはじめ、2回目の金利見直し時期には長期固定金利型よりも高い金利になることがあります。トータルの損得で考えるか、返済当初の負担軽減で考えるか、選択する上では注意してください。

もちろんある程度早い時期に繰り上げ返済を考えている場合は、短期固定型変動タイプは有利な選択となることは間違いありません。